哲学、女、唄、そして…―ファイヤアーベント自伝



哲学、女、唄、そして…―ファイヤアーベント自伝
哲学、女、唄、そして…―ファイヤアーベント自伝

ジャンル:歴史,日本史,西洋史,世界史
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あの落語家とダブる???

空虚な少年時代,肉親の自殺,3発も被弾しながら驚くほど実像が薄いナチス・ドイツへの従軍経験,さぞかし病的な一生を遂げるのだろうと思いきや,愛を渇望してやまない結構俗なオッサンと化していく過程が面白い。公の場で師であるポパーをこき下ろしたり,ヴィトゲンシュタインを“乾燥リンゴ”と形容したり,彼女と“然るべく”ことになった一部始終が覗かれていたり,歴史的名著「方法への挑戦」(“AM”と表現するのだそうだ)執筆の裏話など,小説としての見せ場も豊富。
なぜか立川談志とダブるのは私だけ?
思春期の学生には毒かな?

ファイヤアーベントは相対的な認識という考え方を言い出して、多くの有為な青少年の知的探究心を無力化してしまったのではないか。ソクラテスの「無知の知」は謙虚さと更なる探究心の必要性を説くが、相対的認識論は「そんなこと考えたってしょうがないじゃん」というある種の諦念を若い知的活動者に抱かせる。天文学も占星術も、それを信じている人達にとっては等しく真であり、それを信じない者達にとっては等しく偽である、と。この考え方は、ある程度の年齢に達した科学者ならば受容できるであろうし、「そりゃそうだ」とも思うだろうが、十代の早熟な知的探求者には猛毒である。そういう猛毒を撒き散らしたファイヤアーベントの自伝、当然の如く面白い。
たぶん彼を知らない人でも楽しめる

ムチャクチャ頭が良くて誠実さの塊ともいえる人の自伝です。兵士として受けた傷のことなどは僕はこの本で初めて知りました。哲学者兼、…兼、…の人の自伝なのですが堅い話や難しい話は一切ありません。ただただ、著者の魅力が伝わってきます。

哲学者としての彼の主張を知りたい人には「方法への挑戦(Against Method)」...難しすぎる...やNHKのアインシュタインプロジェクトの「アインシュタイン・ロマン」...こちらは大学生なら読める...をお勧めします。
Anything Goes!

ポッパーに比べてあまり有名とはいえないファイヤアーベントですけれども、彼の科学哲学への功績は少なくないといえます。
そんなファイヤアーベントの自伝が、この本です。
それは、もう、めちゃめちゃな人生ですが、読んでいてちっともあきません。ちょっともてすぎなんじゃないか?なんて思いますが、自伝ですからしょうがないでしょう。



産業図書
方法への挑戦―科学的創造と知のアナーキズム
知についての三つの対話 (ちくま学芸文庫)
E=mc2 世界一有名な方程式の「伝記」
「見る」とはどういうことか―脳と心の関係をさぐる (DOJIN選書 7)
世界が変わる現代物理学 (ちくま新書)




敵対水域―ソ連原潜浮上せず (文春文庫)

敵討 (新潮文庫)

敵討

敵兵を救助せよ!―英国兵422名を救助した駆逐艦「雷」工藤艦長

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鉄から読む日本の歴史 (講談社学術文庫 (1588))

鉄の棺―最後の日本潜水艦 (光人社NF文庫)

鉄道忌避伝説の謎―汽車が来た町、来なかった町 (歴史文化ライブラリー)

鉄砲を捨てた日本人―日本史に学ぶ軍縮 (中公文庫)

鉄砲狩り (光文社時代小説文庫)




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